1996.05.24
PRESS
活版印刷の火 消える 技術者不足や赤字に勝てず 河北印刷 1年後に完全廃止
活版印刷の火がまた一つ消える-。河北印刷(京都市南区唐橋門脇町28、社長河北喜十良氏、・075・691・5121)は、四月末で活版印刷のうち文字印刷を電算写植にシフト、美術印刷だけ引き続き行っているが、約一年後に完全に廃止する。町の印刷屋では名刺向けなどに外部から活字を購入し比較的簡単な活版印刷を行っている。これらを除き同社は「関西で唯一の本格的な文字組版による活版印刷」(河北印刷)だったが、技術者不足や赤字には勝てなかったようだ。
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