河北印刷株式会社は、今後の中長期的な業容拡大をオンデマンド印刷に焦点をあて、今年4月に富士ゼロックス社のモノクロPOD機「Nuvera144」国内1号機を導入。同時に、同社製の高解像度カラーPOD機「DocuColor5000」を導入し、社内のPOD生産体制を大幅にグレードアップした。両マシンとも細部の調整を終え、6月より本格稼働を開始している。今秋から従来のBtoBだけでなく、インターネットを活用したBtoCのPODも視野に入れ、新たな展開を図る。

同社は、今後、一般ユーザーを対象に、インターネットを活用した「河北アルバム絵本」や「河北布製オリジナルカレンダー」作成サービスを今秋より開始する予定。

河北社長は「2つのPOD機と当社が得意とする従来技術を融合させ、今後も顧客満足度の高いPODを展開していきたい」と今後の展開を話している。