2010.04.01
NEWS
高等学校版拡大教科書を作成しました
このたび弊社では、数研出版株式会社様(本社:京都市中京区)のご用命により高等学校向け理科教科書「理科総合B」の拡大教科書をデジタル印刷にて作成いたしました。
拡大教科書とは、目の見えにくい弱視の児童、生徒のために通常の検定教科書の文字を大きく太くし、図版やイラストなどを見やすく変えた本のことです。
2008年9月に施行された教科用特定図書等普及促進法で小中学校の弱視の子ども達への拡大教科書発行は義務化されましたが、義務教育ではない高等学校には拡大教科書の発行が遅れていました。2010年1月に高校生用標準規格が策定され、数研出版様はこの規格に準拠した高等学校向け検定教科書では初のレイアウト変更版拡大教科書を発行いたしました。
今回発行された拡大教科書はただ単にページを拡大した「単純拡大教科書」ではなく、書体・字のサイズ・字間・行間・背景・色などを調整し、再編集された「レイアウト変更教科書」です。原本の1ページ分が4ページに分割され、拡大されたものになっており、とても見やすくレイアウトされた4分冊構成となっています。
まずは、お気軽にお問い合わせください。