河北印刷(株)（京都市南区）はこのほど、「京都南ロータリークラブ」の週報・月報をFSC®認証用紙を使用して作成した。
京都南ロータリークラブは、1954年に創立した歴史あるクラブ。社会奉仕活動にも力を入れ、近年では「サンゴ再生プロジェクト」、「割れ窓理論の地域住民との実施」など、独自の活動を活発に推進している。
河北印刷は、今年7月からの新しい年次に合わせ、環境対応のFSC®用紙の使用を同クラブに提案。同クラブは、社会・環境・経済に配慮した森林管理を支援したいとの思いから、その提案を受け入れ、週報と月報にFSC®森林認証用紙の使用を開始した。
これにより、同クラブは環境に配慮する団体としてのイメージアップを図るとともに、同クラブの会員自身の環境への認識向上に努める。
なお、同クラブは今回から、カラー部分を先に印刷し、モノクロ部分は発行する際にその都度刷り込む「ハイブリッド方式」を採用し、環境プラス効率化・合理化にも着手した。
環境対応は今後、同クラブで製作する他の印刷物にも、順次広げていく方針。