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2022品質月間テキストNo.457
2022品質月間テキストNo.457『顧客価値創造に貢献できる現場力の育成と強化』
-コト価値の発生が求める現場力-
著者:猪原正守 発行:品質月間委員会
今回は、品質月間委員会様の発行されている第63回品質月間テキストの1冊をご紹介いたします。本書は、「新たな顧客価値の創造」のために企業が求められる、職場における「現場力の育成と強化」について解説しています。
顧客から“あってよかった”という言葉が返ってくる、購入した商品(モノ)の機能に価値を見出す消費傾向を「モノ価値」と呼びます。また、顧客から“ありがとう”という言葉が返ってくる、商品やサービスを購入する「こと」で得られる一連の体験に価値を見出す消費傾向を「コト価値」と呼びます。
現代の消費者は、商品の機能や品質の向上だけでは満足できず、その商品を購入することで得られる体験まで楽しもうとしています。このような顧客の価値観の変化に対応するためには、現場力の強化が必要です。「現場力」とは、「現場」で働く人たちが、改善のための努力をして、より多くの「価値」を生み出す力のことです。いわば、その企業の持つ「力量」ともいえるでしょう。
もはや、従来のやり方では、顧客の要求に応じきれなくなっている企業では、さらなる職場での「現場力」の強化を求められているのです。
この品質月間テキストは、A5判の中綴じで、ページ数も平均50ページ前後であるため、とても読みやすく、長年、職場の勉強会のテキストとして、高く評価されているシリーズです。紹介したテキスト以外にも、品質活動の教材として様々なテーマのテキストが発行されていますので、興味がおありの方は、品質月間委員会様のホームページをご覧ください。
まずは、お気軽にお問い合わせください。